縮毛矯正というメニュー名は、カタカナ語の多い美容室メニューの中にあって、唯一どうしても垢抜けない名前です。
実際このメニューが一般的になった25年前から 、施術内容も大して洗練されてはいません。
あえて言うならば、2000年頃に高温ストレートアイロンの使用が一般的になってから、施術時間に関してだけは、飛躍的に短縮したということはあります。
しかしそれとて、新開発の器具が登場したとかそういった話では無く、パーマネント薬剤の第1液作用でくたくたに還元軟化した毛髪に、ストレートアイロンの熱を直接作用させても構わないのだ、ということに気付いたと言うだけの話だったのです。
もともと、かなり単純なシステムで作業は進められます。ようするに、ハード面はほとんど煮詰まっており、その施術の高級感はソフト面、つまりデザイン性にかかっていると言えます。
ここで言うところのデザイン性とは、ヘアースタイルという意味でのデザイン性とは違います。何処にストレートをかけ、また何処をかけないか、という配分の話なのです。縮毛矯正は手段であって、目的は当然ヘアースタイルの構築なのですがこれがなかなかどうして、意外と忘れられがちです。
髪の癖に悩んでおられる方の多くは、「縮毛矯正」と言いうともう、時間的にも料金的にも大仕事と思い込んでいらっしゃいますので容易く手を付けようとはしません。
しかしながら、みなさんがご希望なさっている今時のヘアースタイルは、意外と一部分の癖を矯正しておけば事足りるケースが多いのです。その「部分」がどの辺りなのか…その選出が私どもの仕事であり、自信を持って提供している技術商品の実体なのです。
例えば頭頂部から広く後頭部一帯に部分縮毛矯正をかけ、カット仕上げ込みで¥9.000(別途消費税)所要時間2時間強…となります。
是非お任せ下さい。
ヘアーメイク クァトル
城代(じょうだい)トシフミ
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